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極端に悪い新陳代謝の原因に甲状腺疾患が

ある病気になる以前、新陳代謝が悪いどころか極端に良すぎて、さほど暑くないのに異様に汗をかき、少しの運動で息切れするのはもちろん動悸や微熱、果てはふるえまで生じていました。


手足のふるえが常にあるようになり、さすがにおかしいと考え医療機関を受診、甲状腺機能亢進症いわゆるバセドウ病と診断されました。その正確な診断を受ける前に、他の医療機関で風邪と誤診されてしまうほど、甲状腺疾患はややわかりにくい病気です。

 

ただ、血液検査で甲状腺ホルモンの値を見ればすぐに判りますので、ある程度の期間、異常を感じている場合は血液検査を申し出たほうが良いようです。このバセドウ病の逆が、橋本病とも呼ばれる甲状腺機能低下症です。


新陳代謝は甲状腺ホルモンによって促されますので、甲状腺の機能が低下することはすなわち、甲状腺ホルモンの合成がなされない状態となります。それが原因で、たちまち全身の新陳代謝が悪い状態に陥り、バセドウ病の症状とは逆に、汗をかきにくくなり、食欲不振や便秘に陥ります。

 

甲状腺疾患は女性に多く発症しがちですので、中高年の場合、更年期障害が原因と思い込み、間違った治療を受けて悪化させてしまった例もあるそうです。新陳代謝が悪いと感じるようになったら、その原因は早めに突き止めておくべきと考えます。

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