上司への仕事納めの挨拶で大失敗

年末が近付いてくると、忘れたくても忘れることのできない失敗談を思い出してしまいます。数年前になりますが、上司への仕事納めの挨拶をした時のことです。明日から6連休、正月だと浮かれていた私は、社内に残っていた全ての人に仕事納めの挨拶をしていました。

社内の全員が年末年始の休暇前で浮き足立っていたのか、全員が満面の笑顔で挨拶をしていました。そして最後に、良いお年をと会社を出たのですが、すぐに一緒にいた同僚から、指摘を受けました。年内でリストラになる上司にも、私は来年もよろしくお願いしますと通常通りの挨拶をしていたそうです。

正直なところ、どの上司に挨拶をしたのかもよく覚えておらず、相手がリストラ上司とは全く気付いていませんでした。その上司は嫌な顔をせずに、こちらこそよろしくと言ってくれたそうですが、私はそのことすら覚えていませんでした。

同僚は今までお世話になりましたと、しっかりとした言葉を選んでいたそうで、自分の浮かれた顔を思い出すと穴があったら入りたいほどの恥ずかしさでいっぱいになりました。仕事納めの時期になると、嫌でも思い出してしまう出来事です。